マダニを媒体とするウイルスとは?

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マダニは犬などのペットに寄生し、それが人間にも影響を与えるため、マダニ対策は重要です。
日本でもマダニを媒体とした新型ウイルスで人間の死亡者が出ています。

この新型ウイルス感染症は重症熱性血小板減少症候群といい、発熱、嘔吐、下痢などの症状を起こし最悪の場合、死に至らしめる事もある恐ろしいウイルスです。
日本で亡くなった方は発症後、約1週間で死亡しています。
発症しているのは今の所人間だけであり、犬や猫は発症したケースはないようです。

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そもそもマダニは通常のダニとは異なり1年中活動しており、様々な病原体を運んできます。
マダニが媒介する犬の病気で知られているのがバベシア症です。
貧血や発熱、食欲不振などの症状が現れ、時に死亡する事もあります。
犬だけではなく、人間にも感染する病気がライム病で、発熱、痙攣、歩行異常などの症状が現れます。

マダニはその他にもダニ脳炎やQ熱など、犬にも人間にも発症するたくさんの病気を媒介します。
ですから、犬のためにも人間のためにもマダニ予防をする事が第一です。

マダニは日本全国に分布しており、山や公園の木の葉に潜んでいます。
人間は肌の露出を避けて長袖を着用する事で対策できますが、犬はマダニの予防薬を使う必要があります。

フィラリアのスポットオンタイプ予防薬、レボリューションはダニにも効果があると言われていますが、残念ながらマダニには効果がありません。
マダニの予防薬を使用する事が必要です。

マダニの予防薬には色々な種類がありますが、有名なノミ・マダニのお薬にはフロントラインプラスがあります。
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